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Copy2 京都田辺中央病院(京田辺市) updated 2017-12-02

回復期リハビリテーション病棟

京都田辺記念病院は、急性期医療を担う京都田辺中央病院に対して、慢性期医療を担う病院として平成15年に設立されました。平成17年には透析医療センターも増設され、慢性期及び在宅療養を支える機能の充実を図ってまいりました。
平成23年、急性期から慢性期・在宅療養に安心して移っていただけるよう、回復期リハビリテーション病棟を開設いたしました。
平成27年6月には、入院病床120床全てを回復期リハビリテーション病棟に転換しました。
回復期リハビリテーション病棟とは、平成12年度からスタートした病棟で、厚生労働省により、対象疾患や入院可能期間等が定められています(LinkIcon表1参照)。


当病棟は、リハビリ室だけでなく病棟でもリハビリテーションを実施できるのが特徴です。発症直後(急性期)の治療を終えられた方が対象となり、京都田辺中央病院からの転院はもとより、現在、京都府が推し進める「脳卒中・大腿骨近位部骨折地域連携パス」の運用にも参画しており、他院からの転院に際してもスムーズな情報共有が行える体制を整えています。


現在、回復期病棟では、日本リハビリテーション医学会指導医1名・専門医2名、日本内科学会総合内科専門医1名、日本脳神経外科学会専門医1名と理学療法士43名、作業療法士8名、言語聴覚士7名が診療にあたっています。リハビリ室では、質の高いリハビリテーションをマンツーマンで実施し、病棟でも歩行や日常生活動作などのリハビリテーションを行います。私どもの考えるリハビリテーションとは、日常生活における様々な動作が「楽におこなえるようになること」を目指す治療です。朝起きて、トイレに行って、顔を洗って、食卓に座って食事をとり、着替えて外へ歩いて出かける・・・こうした一つひとつの動作に対し、もし非常に大きな労力がかかるとしたら、皆さんはどう感じられるでしょうか?


おそらく、「しんどいから動きたくない」と思われる方が大半ではないかと考えます。整形外科疾患・中枢神経疾患を問わず、過剰な努力を伴う動作は非効率的な代償性を生み出し、かえって動きづらくなってしまいます。私どもはこのような観点から、できる限り病前の状態に近づけるようそれぞれの患者様に合わせた治療を提供し、様々な動作が自分自身で“楽に”できるようになっていただけることを目指しております。また在宅復帰にあたっては、退院前にご自宅を訪問させていただき、生活指導や住宅改修への助言等をおこないます。
患者様が回復への意欲を継続していただけるよう、ティータイム等のほっと一息できる時間も大切にしています。


日常生活動作や仕事上必要な作業能力等を向上・獲得し、安心感と自信をもってご自宅や職場、地域に復帰していただけるよう、スタッフ一同努めてまいります。