回復期リハビリテーション

施設概要

京都田辺記念病院では回復期リハビリテーション病棟120床を有しており、リハビリテーション室だけでなく病棟でもリハビリテーションを実施できるのが特徴です。
患者様の在宅復帰を第一に考え、医師や看護師、リハビリテーションセラピストなど多職種で連携を図りながら治療環境の提供に努めております。
また、在宅復帰にあたっては、同志社山手病院の訪問リハビリテーションや、介護老人保健施設 やすらぎ苑、通所リハビリテーション ゆきわりそうとも連携を取りながら支援をおこなっております。

リハビリの光景

施設基準等

  • 脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅰ)
  • 運動器リハビリテーション料(Ⅰ)
  • 廃用症候群リハビリテーション料(Ⅰ)

医師紹介

院長 木村 亮之

院長

木村 亮之(きむら りょうじ)

滋賀医科大学 医学博士

[出身大学]
滋賀医科大学
[専門分野]
脳卒中・脳神経外科一般/脳ドック
[専門医等]
日本脳神経外科学会専門医
[所属学会]
日本脳神経外科学会
日本脳ドック学会
日本リハビリテーション医学会
副院長 兼 リハビリテーション科部長 隅谷 政

副院長 兼 リハビリテーション科部長

隅谷 政(すみや ただし)

[出身大学]
産業医科大学
[専門医等]
日本リハビリテーション医学会
リハビリテーション科指導医・専門医
[所属学会]
日本リハビリテーション医学会
日本義肢装具学会
日本摂食嚥下リハビリテーション学会
内科部長 九里 武晃

内科部長

九里 武晃(くのり たけあき)

東京大学 医学博士
Master of Science(ロンドン大学)

[出身大学]
東京医科大学
London School of Hygiene & Tropical Medicine(ロンドン大学)
[専門分野]
救命救急、東洋医学、老年医学、内科一般
[専門医等]
日本救急医学会救急科専門医
日本東洋医学会漢方専門医
在宅褥瘡予防・管理師
[所属学会]
日本救急医学会
日本東洋医学会
日本プライマリケア連合学会
日本褥瘡学会
リハビリテーション科 副部長 小嶋 晃義

リハビリテーション科 副部長

小嶋 晃義(こじま あきよし)

[出身大学]
奈良県立医科大学
[専門医等]
日本専門医機構認定リハビリテーション科専門医
日本リハビリテーション医学会 指導医・認定臨床医
日本専門医機構認定整形外科専門医
日本整形外科学会 運動器リハビリテーション医
日本統合医療学会 認定医
国際個別化医療学会 認定医
義肢装具等適合判定医
はり師・きゅう師
[所属学会]
日本リハビリテーション医学会
日本整形外科学会
日本東洋医学会
日本急性期リハビリテーション医学会
日本生活期リハビリテーション医学会
日本摂食嚥下リハビリテーション学会
日本統合医療学会
国際個別化医療学会
全日本鍼灸学会
リハビリテーション科 医員 木村 洋輝

リハビリテーション科 医員

木村 洋輝(きむら ひろき)

[出身大学]
高知大学
[所属学会]
日本リハビリテーション医学会
日本摂食嚥下リハビリテーション学会
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リハビリテーション科 医員

守田 洋一郎(もりた よういちろう)

[出身大学]
広島大学

関連部署

リハビリテーション部

当院は京都府南部で最大規模の回復期リハビリテーション病棟(120床)であり、リハビリテーションセラピストも最多の人数を誇っています。また、最高の笑顔を患者様に取り戻していただくために、リハビリテーション部は最短の入院期間で最大のリハビリテーション効果を引き出せるように情熱をもって業務にあたっています。当部はリハビリテーションをすすめていくにあたり、セーフティネットを張り巡らせ、患者様が安心してチャレンジできる環境、一歩先の未来に勇気をもって踏み出せる環境を構築しています。
私たちリハビリテーション部は、住み慣れた街で、自分らしく暮らしたいという一人ひとりの思いを大切にします。

詳しくはこちら
リハビリテーション科

看護部

回復期リハビリテーション病棟では集中したリハビリテーションが行われます。
そのなかで看護師の役割は、日々の患者様の状態を把握し、安全にリハビリが行えるかを判断すること、また入院生活すべてをリハビリと捉え、機能訓練で獲得した能力が日常生活でも行えるよう看護師によるリハビリも行っています。
さらに、入院中や退院後の生活への心配事に寄り添い、多職種で行うカンファレンスや家屋調査を通じて在宅復帰を見据えて関わっています。
退院後は日常生活に問題が生じていないか、退院1週間を目安に電話訪問を実施しています。

看護部

臨床栄養部

臨床栄養部では、管理栄養士が病棟での栄養管理と入院や外来患者様の栄養食事指導を行っています。
脳卒中・骨折・廃用症候群など様々な方がリハビリを必要として入院されています。主疾患に加え、併存疾患やリハビリテーションの進み具合や強度に応じて、必要な栄養量が変わってくるため、多職種で連携を図りながら栄養管理を行っています。食事療法を通して患者様の疾病回復・予防や再発の防止に貢献できればと考え、食事相談・栄養食事指導を実施しています。
また病院給食では、食べることは生命の源や、生きる喜びでもあるとの認識も大切にしながら、食事は治療の一環であるという意識を持ち、個々の患者様の病状・栄養状態・食事形態・嗜好等の把握に努めています。そして、行事食やイベント食も実施し、入院期間の中で楽しみにしていただける食事提供を心がけています。
入院中の食事内容を説明することにより、意識をもって食事を観て慣れて頂き、退院後の食事療法継続の参考にして頂けるよう努めています。

臨床栄養部

診療放射線科

当院では医師、言語聴覚士、看護師、栄養士、放射線技師と連携して嚥下造影検査(swallowing videofluorography:VF)を行っております。対象患者様は摂食・嚥下障害(上手に食べ物を飲み込めず、誤って気管に入ってしまう状態。誤嚥のこと)が疑われる方です。
造影剤を含んだ食物を食べていただき、のどの動きや形、飲み込み方の様子を透視してビデオに記録していきます。どの部位で障害が起こっているのか、どのような食べ物でどのような姿勢で食べたら安全に食べられるかを評価していきます。
この検査の結果で食事形態や食事の際の姿勢の調節、嚥下訓練の方針を決めていきます。

診療放射線科

臨床薬剤部

入院される際に丁寧にお話を伺い、持参されたお薬も詳しくお調べします。服用を続けるお薬をしっかりと選ぶとともに、症状の変化により現時点では必要でないお薬については中止するなど、患者様お一人お一人の状態に合ったテーラーメード(処方の適正化)検討を行っています。
入院中も医師に相談し、患者様お一人お一人に寄り添ったきめ細やかな処方のご提案等を行うよう心がけています。患者様やご家族様からのご質問やご相談等にも、病棟スタッフと連携を図り、病室やお電話で個々の患者様に即したわかりやすいお薬の説明を行うよう努めていますので、お気軽にご相談ください。

臨床薬剤部