病院について
ごあいさつ
令和5年4月1日より京都田辺記念病院の院長に就任いたしました。
平成13年に同一法人の京都田辺中央病院に赴任して22年になります。これまでは、脳卒中や頭部外傷の急性期を中心に担当してきました。
京都田辺記念病院は、平成15年11月に療養型病院としてスタートし、回復期病棟開設が平成23年に38床、平成27年には120床すべてが回復期病床となりました。また、外来部門として、人工透析を行っています。
急性期治療が終わってもすぐに発症前の生活に戻れない高齢者が多く、脳卒中、整形疾患、廃用症候群(肺炎後の体力低下など)の方々を、シームレスに回復期で調整し社会や家庭に復帰できるお手伝いをさせていただく所存です。
京都田辺記念病院院長
木村 亮之
京都田辺記念病院は、地域にお住いの方々が、脳血管疾患や大腿骨骨折などの急性期治療の後、家庭や社会への復帰を目的としたリハビリテーションを集中的に行う120床の回復期リハビリテーション病院です。吹き抜けのあるエントランスは開放感があり、窓の外に広がる田園風景は時の流れを忘れ、心穏やかに療養していただける環境にあります。
当院では、対象患者様に対し、医師、看護師、介護福祉士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、管理栄養士、薬剤師、社会福祉士などの専門職がチームとなって、患者様の出来る力を最大限に生かせるような関わりをしています。
日常生活(食べること、着替えること、入浴すること、など)の場面において、リハビリで出来るようになったことを、退院後実際の生活でもしっかりと行えるようスタッフ間で情報共有し、患者様・ご家族様と共に「心豊かに、その人らしい生活」のサポートを行っています。また、透析医療センターを併設しており、通院透析だけでなく、透析治療中でのリハビリテーションが必要な患者様も安心してご入院いただけます。
これからも地域の皆様のくらしに寄り添い、愛される病院を目指し続けていきたいと思います。
京都田辺記念病院
看護部 副部長 荻野 加寿江
理念・基本方針
石鎚会グループ 理念
私たちは
この地域に暮らす方々の幸せのために
ともに働く仲間の幸せのために
時代とともに進化を続け 社会に貢献します
医療法人社団石鎚会・社会福祉法人やすらぎ福祉会
基本方針
- 患者の権利を尊重し、患者さん中心の医療を提供します。
- 多職種の専門性を結集し、チーム医療に基づいた安全で質の高い医療を提供します。
- 患者さんに満足していただけるホスピタリティーを提供します。
- 回復期リハビリ病院として地域の中核病院と連携し、地域社会に貢献します。
- 将来を担う医療人を育成します。
- 職員の多様性を尊重し、明るく働きがいのある職場づくりに努めます。
患者さんの権利と責務
医療者ならびに医療機関と患者・家族・社会との関係は、かつての様な一方的な医療介入(パターナリズム)から、医療情報や治療内容を患者さんが理解し選択する能動的な「患者中心のチーム医療」に変化してきました。医療者は、常に自らの良心に従い、患者の最善の利益のために行動すべきです。京都田辺記念病院では、世界医師会「患者の権利に関するリスボン宣言」の精神のもと、「患者中心のチーム医療」を推進します。
「患者中心のチーム医療」を進める中で重要なことは、患者自身が主体的に取り組み、大切な役割を自覚していただく必要があります。患者が医療を受けるにあたって、守られるべき権利と求められる責務について以下に掲げます。十分にご理解いただきますようお願いいたします。
患者さんの権利
- 人間としての尊厳を守られ、公平に良質な医療を受ける権利があります。
患者さんは、人格や考え方、価値観など人間としての尊厳を尊重され、誰もが良質で安全な医療を公平に受ける権利があります。 - 自分が受ける診療について、理解できるまで説明を受ける権利があります。
医師は、患者さんにご自身の病気について分かりやすく説明をする義務があり、患者さんは知る権利があります。
患者さんは、ご自身の病気について治療や検査などご理解できないことがあれば、遠慮なく何度でも説明を受けることができます。 - 自身の治療計画に参加し、自身の治療方針を決定する権利があります。
患者さんは、ご自身が受ける治療や検査について、目的や必要性、効果や危険性あるいは他の治療法の有無について十分な情報提供を受け、理解、納得した上で、選択・決定する権利があります。
治療方法に複数の選択があり、生命予後や生活、QOL(生活の質)に与える影響が異なる場合、決定を下すにあたり、主体的にかかわる権利があります。 - 自分の治療計画について、自分で病院を選択、他の医師から意見を聞く権利があります。
患者さんは、どのような治療や検査を受ける上でも、他の医師の意見(セカンド・オピニオン)を求める権利があります。 - 自分の個人情報やプライバシーが保護される権利があります。
患者さんは、診療の過程で得られた個人情報の秘密が守られる権利があります。
診療の過程で明らかになった情報は、ご自身の承諾なしに第三者に開示されない権利があります。 - 患者さんが意識不明か、その理由で意思を表明できない場合には、法律上の権限を有する代理人が患者さんの代わりに意思決定をする権利があります。
- 個人の健康に対する自己責任をもつと同時に、疾病の予防(脳卒中再発予防など)および早期発見についての手法や保健サービスの利用などを含めた健康教育を受ける権利があります。
患者さんの責務
- 自分の健康情報を正確に提供する責務があります。
安全で良質な医療を提供するためには、医療者にご自身の健康に関する情報を正確に提供する責務があります。 - 自分の意向を正確に提供する責務があります。
自分の価値観や考え方、懸念事項を正確に提供する責務があります。 - 自分が受ける診療について、理解するまで問う責務があります。
説明を受けてもよく理解できなかったことについては、十分理解できるまで質問する責務があります。 - 病院内の規則を守り、社会的ルールを踏まえて、全ての患者さんが快適に療養できるように配慮する責務があります。
医療者による診療の提供や全ての患者さんの診療に支障を与えない様にすること、快適な療養環境を乱さないように行動する責務があります。 - 入院中の転倒・転落を防ぐための取り組みに協力していただく責務があります。
患者さんの安全のために「緊急やむを得ぬ場合」の3要件を満たした場合は、環境調整を行い、身体拘束を行うことがあります。
ご自身でも注意し、必要があればスタッフに連絡してください。
※3要件とは、①切迫性②非代替性③一時性です。
施設認定
病床数 |
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標榜診療科 | 内科、人工透析内科、リハビリテーション科 |
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指定医療機関 |
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学会認定 指定教育施設等 |
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