【リハビリテーション部】学会発表で2演題が受賞!

2024年12月8日に第24回関西理学療法学会症例研究学術大会が神戸リハビリテーション衛生専門学校にて開催され、京都田辺記念病院のリハビリテーション部から以下の2演題が最優秀演題と優秀演題に選ばれました。
授賞式

●最優秀演題
 片岡 陽美樹(京都田辺記念病院・理学療法士)
 演題名 「体幹運動の制限にて立位よりズボンを大腿中央まで下ろせず後方へ安全性が低下した頸椎症性脊髄症の症例」

●優秀演題
 大澤 一輝(京都田辺中央病院・理学療法士)
 演題名 「板前として左手で料理を提供することが困難であった左肩関節脱臼骨折術後の一症例」

2名の受賞者

受賞された2人からコメントをいただきました。

【片岡さん受賞のコメント】
私はトイレ動作におけるズボンを下ろす動作について発表させていただきました。先行研究が少なく動作分析に苦慮しましたが、共同演者の先輩方とディスカッションを重ね、良好な結果に結びつけることができました。普段、私たちはズボンを下ろす動作を簡単におこなっていますが、改めて複雑で難しい動作であることを再確認しました。
症例報告のなかで学んだことを普段の臨床場面でも存分に生かしていきたいと思います。

【大澤さん受賞のコメント】
私は料理を提供する際に、左前方へ腕を伸ばす動作獲得について発表をさせていただきました。今回の目的とする動作は、肩関節の運動だけではなく、肩甲帯や体幹を含めた複合的な運動であり、それぞれに必要な構成要素を分析し理学療法をおこないました。その結果、とても良い結果が得られ、症例は板前として復職されました。
今回の経験を生かし、日々の臨床において患者様と向き合いながら精進していきたいと思います。

リハビリテーション部

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